対象喪失の乗り越え方 加藤諦三 2024/1/8(月)
忘れられない、認めたくない、傷つきたくない、気持ちの整理がうまく出来ないあなたへ
この本は、私の固定観念を払拭してくれました。
我々はある過去の一時期の体験を引きずって、その体験で自分の全生涯を決めてはならない。私たちの一生は、まさに一生なのである。一時期の体験ではない。それなのに一時期の不幸な体験が生涯再体験され続けている人がいる。
著者は次の様にも言っています。
苦しかった過去をいつまでもきずっていると、ますます生きるのが嫌になるだけある。
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この本のレビューで私が凄く良いと思ったアマゾンのレビューを紹介します。
(ここより参照)文章は、優しく寄り添うというよりは「ほら、立って」と背中を押してくれる。
「わかってるけど忘れられない」状況が数年続いた自分にとってはよい薬になりました。
急性期の喪失症状は過ぎたけれどどうしてもあと一歩過去と決別できない人にはとても響くと思います。加藤諦三さんの著作は、中には「キツイかな?」と思うものもありますが、本書は甘やかさずそれでいてしっかり読者の気持ちを汲んでくれているので納得して読み進められます。
とくに自分の過失で何かを失った人、後悔している人におすすめしたいです。
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