グリーフアドバイスは、喪失経験者から大切な方を亡くされた方へのアドバイスサイトです。無料メール相談を行っています。

動画文字起こし メニュー(3)

(3)辻耀子 祈りの力の使い方。正しく使えばすごい…! NPO日本レイキ協会(2)死別 その苦しみには終わりがあります(1)最愛の夫の死後、生き甲斐をなくし途方に暮れています

最愛の夫の死後、生き甲斐をなくし途方に暮れています 2023/09/16(土) 

最愛の夫の死後、生き甲斐をなくし途方に暮れていますユーチューブ動画はこちらからどうぞ

ユーチューブ動画の音声ファイルを文字起こしによるテキストファイル

最愛の夫の死後、生き甲斐をなくし途方に暮れています

心理療法家 川畑のぶこさんの動画より引用しています
皆さんこんにちは、川畑伸子です。 今日はジョディさん60代の女性からのご相談です。 夫という生きがいを突如失い、途方に暮れています。というご相談内容です。 今日は1年ほど前から拝見しています。 心が楽になる温かいものの捉え方を知ることができて、 とてもありがたく思っています。私は2018年8月に61歳になった ばかりの夫をガンで亡くしました。病気が判明してからわずか2ヶ月半でした。 明るく前向きで、仕事でも家庭でも、いつも人を励ます役を担ってきた人でした。 突然の余命宣告にも、取り乱すことなく本当に立派だったと思っています。

グリーアドバイスのトップに戻る      

↑ PAGE TOP

夫が突然いなくなり、それまで全ての面で、 夫を頼って生きてきた自分が果たして生きていけるのだろうかと思いました。 それでもなんとか1年を過ごせたのは、人は死んですべてが終わるのではないと 信じるようになったからだと思います。 とは言え、いわば生き甲斐を失ってしまった自分がこれからどう生きていけばいいか 途方にくれているのが現状です。寂しく、虚しい気分に激しく襲われることも多いです。 3人の子供は成人していて、1人は家庭を持ち他県に、1人は海外に、 そして1人が私と同居しています。 これから夫婦そろって過ごせると、当然のように思っていた事があっけなく 崩れ去りました。新たな生き方をするしかないのだと思っても、 その道が見えてきません。というご相談内容です。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

ジョジィーさんと、ご主人の本当に深い絆と愛が感じられるご相談内容だなぁと思います。 去年の8月にね、ご主人が亡くなったということでまだ1年ちょっとですよね。 本当にね、それだけ絆が深くてずっと敬愛してやまないご主人だったのであれば、 1年経ってもまだ激しく、寂しさや、虚しさに襲われることはあって当然だと 思うんですね。この寂しさ虚しさというのは、言い換えるなら本当にそれだけ愛しい 存在で、大事な存在だったっていう証でもあると思うんです。だからこの 寂しさ、痛み、苦しみをすぐ拭い去るというのはね、難しいかもしれないし、そんな必要も もしかしたらないのかもしれないというのは、すぐにというところね、あの苦しみは もちろん取り除かれたに越したことはないんだけれども、これは徐々に徐々に、 和らいで行くっていう、時間って言うのが、おそらく去年の今頃よりは、今の方がね 痛み苦しみっていうのも、ずいぶん和らいできているのではないかなと思うん です。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

彼が居なくて、寂しい虚しいっていう思いは変わらずある けれども、その強度というかね、度合いというのはショック状態だった去年から比べれば、 徐々に徐々に和らいできているのではないかなと思うんですね。そうであればこれから また半年後1年後、徐々に徐々にこの痛みは苦しみは和らいでいくっていうことをね ぜひこうイメージしていただきたいなと、タイムイズメディスン、時間は薬なりという 言葉がありますけれども、もうどうしようもないことっていうのは、ある程度この時間が 経たないと解決しないことっていうのもあります。それと同時にとっても素敵だなぁと思 ったのは、ジョディさんのこのスピリチュアリティですね。彼がいなくなってしまった、 すなわち、この彼との関係はもう絶たれてしまって、彼がもう無になってしまった。 あるいは価値がない無価値な状態になってしまったって思うと、私たちのその 落胆とか、絶望感落ち込みというのは、本当に深いものになりますけれども、 ジョディさんがね、この1年を何とか過ごしたのは、人は死んで全てが 終わるのではないと、信じるようになったっていうね、こういうプロセスがあります。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

この私たちには信じる力っていうのがあります。この信じる力こそ私たちを前向きにしてくれ たり、逆に落ち込ませたりする大きな源になっているんですね。私たちは出来事その ものよりも、出来事の受け止め方によってそのショックを受けたり、あるいはそこから すぐショック状態からすぐ回復したりという、この度合いというのが変わってきます。こう いうショックな状態をこのね、弾力性を持ってまた跳ね返す、こういう回復する力のこと を、レジリエンスとかレジリエンシーと言ったりしますけれども、このジョディさんが、 すごく大変だった状態から、このレジリエンスを持ってね、徐々に徐々に復活しているのも この信念、スピリチュアリティ特に、人は死んだらどうなるんだろうっていうね、まだ わからないエビデンスがない、物証できていない次元のことをね、どう信じるか私たちは 物証できないこと、エビデンスがないことに関しては、信じたいことを信じる権利っていうのが あります。これは別に他人を脅かさないですし、自分も脅かさないですし、誰の迷惑にも ならないことです。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

人が死んだら終わりだ、すべての終わりだということは証明されてません。もちろん人が死んだ後がずっと続くってことも証明はされていないかもしれませんけれども、 証明されてないから、じゃあないかというとそうではないってことですよね。今の 科学のレベルではまだそれが実証できないというだけかもしれませんから、そこを ジョディさんはね賢く、この知恵を持って死んだらどうなるんだろう。 彼は本当にいなくなってしまったのか、じゃあ私たちがこの世に生まれてくる前は どうだったんだろう。お母さんのお腹に宿った時にパッと偶発的に本当に魂や命が宿っ たんだろうか、意識が宿ったんだろうか、私たちという存在のエネルギーがそこから発生 したんだろうか、そして物質がなくなったら見えないエネルギーというのは存在しないんだろうか 難しい問題ですよね。でも私たちが何を信じたら、一体今日この日の質がより高まって、 前進する力になるかっていうことは、私たちは信じる権利があります。もしジョディさん が死んだら全てが終わり、死んだからといって全てが終わりではない、すなわちご主人は 死んだ後も何らかの形で生きている。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

肉体は持っていないかもしれない、タンパク質はねこの物質としては 存在しないかもしれないけれども人間という形では存在しないかもしれないけれど も、彼の意識まではわからないですよね。彼の存在本質そのものはどうかっていうのは わからないですよね。で私たちはそういった本質エネルギーとか意識がどっかにあるん じゃないかと信じている人が多いので、お墓があったりね、仏壇があって手を合わせたり 世界各国どこに行っても似たような習慣があるんじゃないかなと思います。この本質的 な部分スピリチュアルな信念に行き着いた時、それが健全な時に、私たちのこの スピリチュアルペイン魂の痛みや苦しみというのも大きく和らいでくると思います。 ですのでジョディさんは死んだら全てが終わるのではないと信じるようになった、 この信念が強化されることによって、さらにこの癒しっていうのは強化されていくのでは ないかなと思います。どうすればいいか、今からこれまでとは違ったご主人との関わり方を 意識して深く深めていく構築していったらいいと思います。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

言葉をね、話しかけても肉声では帰ってこないかもしれないです。でもいろんなところに ご主人の息遣いを感じるかもしれないです。いろんなところにサインとかシンボルでね。 ご主人のちょっとした、粋な気遣いを感じるかもしれないです。割と私もね癌患者さんで、 愛するものを旅立ってしまって、残された人っていう人と沢山カウンセリングをしますけれども、 みんなね、あんまり大きい声で周囲には言わないけれども、こっそりカウンセリング ルームで教えてくれるのは、実は感じるんです。彼は、あるいは彼女はいないんだけどい るって感じるんだっていう報告をいっぱい聞きます。皆さん賢いのであんまり外では そういう話しないです。気がふれたのかって思われたりね、怪しいとかね、オカルト だって言って、自分の大切な部分を、神聖な部分を、ズカズカとこの土足で 踏み入れて来られるようなことはね、皆さんしませんから、ちゃんとフェンスを囲いを作って 本当にこう招き入れていい人だけそこ入れたり、あるいは人を入れないっていうようにねさ れてます。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

でもカウンセリングルームでは、そこを心をオープンにして、そんなスピリチュアリティの部分 をシェアしてくださる方がいっぱいいるんですが、本当にそれはいるねって思うようなストー リーがいっぱいあります。なのでジョディさんもぜひ心をオープンにしてご主人と対話を続け てみてください。するといろんなね、粋な計らいでご主人の息遣いを見るかもしれません。 光の中に見るかもしれない、植物の中に、自然の中に、人々の言葉の中に、息遣いに 見るかもしれないです。お子さんの知恵の中に見るかもしれないですね。ご主人がね生 きがいで全てだったっておっしゃってます。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

もしかしたら息子さん、娘さん、ちょっとねどちらかわからないけど、お子さんたちにとっては 同じようにお母さんは生きがいかもしれませんよ。 であるとすれば、ただコミュニケーションしないだけ。子供は照れくさくてあまりそういうこと言 わないので、だとすればそれだけかけがえのない存在なんだ、私が主人を敬愛してやまな かったように、私もまた自分の子供にとって同じような存在なんだということも思い出して くださいね。自分もそういうスペシャルな存在であって、そこのね関係性、自分との関係 性、そしてまた子供との関係性っていうのを深めていく。子供は間違いなくご主人の継続 です。ご主人の分身のようなね部分がありますからね、そこを叩いていく、大事にしていく その関係性を豊かにしていくっていうのも、一つのまた道かもしれませんよね。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

また、今までご主人にいろんなことを頼ってきて、すべての面でって書いてありますよね。 全ての面で夫を頼って生きてきた自分ってあるんで、これはもしかしたらジョディさんが 乗り越えるべき人生の課題かもしれないです。ですから全ての面を夫に頼らなくて良 いように、今後はご主人はスピリチュアルな面で頼れると思います。 なので、いつも対話をしてお祈りしてつながっててください。それ以外に友達作りなさい よとかね、もっと自分の世界広げなさいよっていうサインかもしれない。もしかしたらご主人 はそれを応援してくれていて、人生ってね、まだまだあなたを魅了してやまないことがいっぱい あるんですよっていうね、サインでもあるかもしれませんから。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

ぜひそんなこともちょっと期待しながら、今後どんな展開があるか、何で私の人生にこんなことが起きなきゃいけないんだって思うのを、思うことが起こるのと同じ確率で、こんなに素敵なことが起こるなんて思ってもみなかった。こんな価値観が私の前に展開されて、こんな素晴らしい人生が可能だなんて思ってもみなかったということも、また、起こる同じ確率で起こるんです。ですから、そのことを信じて前進していただきたいなと思います。常にそのご主人の魂と共に、ご主人がいつも見守ってくれているということを忘れずに、前進してみてください。急がなくていいですから、そして時間とともにこれは解決していくことであるということも、自分に言い聞かせてご自身のペースを大事に、ご主人と共に今からも前進していただきたいと思います。どうもありがとうございました。YouTubeをご覧くださってありがとうございます。共感してくださった方はぜひいいねボタンを押してチャンネル登録をしてください。さらなる耳寄り情報はこちらからお願いします。

グリーアドバイスのトップに戻る

↑ PAGE TOP

ここからは運営者の感想です
如何ですか、61歳でご主人を亡くされたジョディさんと言う女性の方からのご相談でした。何もかもご主人に頼っておられた気持ちは理解できますね。私自身も喪失当時の気持ちを思い出しました。私の場合は心理的に亡き妻に頼っていましたね。だからそれが崩れ去った瞬間の喪失感は、本当に耐えがたい衝撃を覚えています。ジョディさんのようにスピリチュアルな考えには到底及ばなかった未熟な自分を思い出しました。皆さんは如何ですか?

↑ PAGE TOP

griefadvice.com

↑ PAGE TOP