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不定期コンテンツ  (8)死別や喪失から、「立ち直る」ということ? 2023/2/15(水)

死別や喪失から、「立ち直る」ということ?のユーチューブ動画はこちらから

死別や喪失から、「立ち直る」ということ?の音声ファイルよりテキストページを作成しました

死別や喪失から、「立ち直る」ということ?

死別や喪失から、「立ち直る」ということ?
こんにちはヒロです 真っ白な灰のように燃え尽きて死んでいくなんていうのがありますけど、僕自身はどっち かっていうと、燃え尽きるとかって使い切るなんてことがないほど、いろんな可能性僕たちは持ってきて生まれてきてるんじゃないのかね、色んな可能性や欲求や希望というものね。だから真っ白に使い切るは無理じゃないかなと、だけどどれだけ使い切れるかで死ぬときの気持ち良さが変わるのかなって思ってて、だから少しでも自分の可能性を開いて行きたいと思っているコーチ西田博明です。

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もう一つ死についてシェアしたいなぁと思ってることがあって、これ死別から立ち直るってどういうことかなーっていうことなんです。これはペリグリノさんっていう素晴らしいカウンセラーから教わったことなんですけどもアドラー派のカウンセラーから教わったことなんですけども、まずね、基本的にやっぱりあの死んだらショックだし苦しいですと、そらそうですと、それはだからそんなもんなんで、別にあなたが弱いからでも、駄目だからではなくて、苦しかったり悲しかったりしたらそれはそうですと。もちろんね思ったほど相手が重要じゃなかったりとか、ほっとするみたいなことがあって、それはそれで自然なことなんですけども、うーまあそれにショックを受けたりする人もいますけど、自然なことなんですけど。

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僕達っていうものは人間関係っていうのでこの世界を規定しています。思った以上に僕たちは人間関係に依存して生きているんですね 依存というか僕たちの世界の認識の仕方というものが人間関係をベースになっているんです。なぜかというと僕たちは何よりも生まれときにすごく無力で生まれてきて、人の助けなしには生きていけないものだったりもするし、集団として生きていかないと、大人になってからも生きていけないタイプ進化の道を歩んできたので、誰かと繋がっている、誰かと良好な関係を築いているっていう事がめちゃくちゃ大切なんです。

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嬉しいか、うれしくないかとかより、もうそこで僕たちは生きてるんですね。だから誰かが亡くなるって言うのは、世界が一つ壊れることなんです。 お家が無くなるとかよりもおそらく、もっともっと場合によったら本当にきついことだったりするわけです。基本的にやっぱりかなり人間の脳と心に負荷をかける体験なんですね、立ち直る、もう平気になるっていうことあるのかなぁっていうと、あったりもするし、なかったりもするし、もう平気にならなくても大丈夫っていうところもあるんです。 どんな感じかっていうと、その人の記憶はあると、亡くなった例えば1年経った、半年経った、2年経った、でその時にその人の記憶が乗っていると、そのことを考えれば悲しくなるとそれでいいんです。

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それはそれでOKなんです。勿論悲しくないならそれはで気持ちがどんどん乾いて行くなら それはそれでOKで、何かというと、記憶あるし悲しいこともあるし、そこは自分の人生の一部なんだけど、自分の人生の中心事では無いっていう状態です。 これ亡くなった時は特に相手がとても大切な他者であれば、人生の中心になる訳です。 亡くしたって言う事が人生の全てと言うか、自分の世界の中心になってしばらく悲しみ続けたり苦しみ続けたりしたりとか、消化出来なくなって涙が流れ続けたりするっていうことがあるわけですね。これが自然のプロセスね。

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これは全然ビビることもないと、そこから記憶が薄れて行くと言うか、無くなっていったり、全然考えなくなるっていうことが無くなって、そうじゃなくても大丈夫ってことです つまりやっぱり思い出すね、やっぱり悲しいね、例えばね僕ね何度かね、僕が大学1年生の時に姉を亡くしてるんですけど、何度も何度も立ち直ろうとしたし、立ち直ったと思った瞬間があって、だけどそうじゃないって思い知るみたいな、ずっとこれも抱えていくものなんだって最近思ってます。

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例えば姉が亡くなってから、あんときだいたい20歳なので、もう15年以上経ってるんですけど、10年位ちょうど経った時かな、ちょっと僕、国連平和大っていうコスタリカの大学で勉強していて、そこでロールプレイなんですけど、自分が人を救えなくって自分が無力で誰かが亡くなってしまうっていう場面にロールプレイで立ち会ったことがあったんです。ショッキングなロールプレイでね、その時すごい不思議でその時何も感じなかったんですよ。亡くなったなって、でもねそん時、夜ご飯を食べてる時に味がしなかったんです。ご飯の味が。いわゆる砂を噛むようなというか、灰ろい味がするというかゴムを噛んでいるようなというか、本当に味わいがなかったんです。あれおかしいぞって思って、これ何だろうと思って。で、ちょっと自分一人になってちょっと皆から離れて、しばらく内省をしたわけです。これなんだろうなって自分の心を感じていった時に、あ~そっかって、姉が亡くなった時に何も出来なかったっていう感覚があったんですよね。

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実際何も出来なかったわけですよ。人口呼吸が出来る訳でもない、心臓マッサージができるわけでもない。それは主治医がやってくれたし、自分はその時に無力感を感じたという感じはなかったんですが、多分かんじてたんですよね、でも頑張って立ち直らなきゃあって思いすぎて無力感というものを拾い上げずにずっと来てた。その事を見た瞬間にパット無力感みたいなものが蘇ってきて、それが受け入れられなくってその代わりに何も亡くしたせいで味が感じられなくって、その感じだったんだと思います。だからしばらくそっか、そっかと思ってセルフカウンセリングもそこそこ慣れては要るのでひとしきりちょっと泣いて、そっかそっかって自分の事をケアして、また戻っていったんですけど、最近も有りましたよ。去年かな法事とか何とかで、親戚一同で集まる機会があって、そうすると僕には従兄弟がいます。従兄弟は三兄弟なんで、そこの三兄弟がなんか自分の子供の話とか、今の最近の仕事の話としてるんですよ。で、思うんです。あぁ、僕はもう姉とこういう話が出来ないんだって、やっぱ悲しくなります。胸が痛くなります。そうなる頻度は減って来てます。後はそうなったところで取り乱しはしないです。
あぁ悲しいなで終わるんです。だけど、多分ねこういう思いはこれからもしていくんだと思います。しれでいい、これはもう一生自分が持って行くんだ、背負って行くんだってそう思ってます。焦らないようにしました。それでもいいってことなんです。その記憶はある時には悲しかったり苦しかったりとかする時がある、命日の時に思い出すとかね、何かあるじゃないですか。それは全然それでいいんです。シンプルにそれが人生の中心事じゃなくなっているつまり、自分の人生があって色んなことがあって、その中の一部として受け入れられているっていう状態であればそれでいいっていうのがグリーフケアの学びから学んだことだっりします。

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逆に言うと、これが何年経っても人生のすべてとか、人生の中心になってしまっていると死別したということが、これはそのやっぱり凄く辛いことだし、本人が人生を十全に生きていくことの邪魔になってしまうので、受け入れていくであるとか、次に人生を進めていくっていうところ、勿論専門的なサポートが必要だったりすることもあるんですけど、そういうものです。なので立ち直ろうと頑張らないで下さい。あとは誰かと一緒に、誰か死別した人の話を聞くとか、ケアをしなきゃいけない時があったら、その時はお願いですから立ち直らせようとしないでください。

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本当にあのまあ何年もだったらとかっていうんじゃなくてね、半年前に失くした、2年前に亡くした。その時に立ち直らしようとしないで下さい、励まそうとしないでください、兎に角、そっか、そっかって聞いて上げて下さい。その人が悲しい状態でいる亡くしたっていう状態を持っているっていうことをシンプルに受け入れてあげてください。謝らなくていいんです別に、ちょっと前の動画でも言いましたけど、謝ったりとか励まそうとするとその人を余計苦しいところに追い込んでしまいます。

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それはなぜかというと落ち込んでいるあなたは、或いはそうやって姉を亡くしたというあなたは、ここにいてほしくない、別のあなたで居てほしいというメッセージを投げるからです。ありのままのその人を受け止めるということからまず始めてあげてほしいです。あなた自身がそうだとしたら悲しんでいる自分を受け入れてあげる。悲しい気持ちをしっかり味わう。それを味わうことをサポートしてくれる人。それは友達でもいいし、専門家でもいいんですけど、とにかくそういう人にちょっと場を設けてもらうっていうのも凄く良い事です。

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そうですね最後に僕が1個、だいぶ前にね、ふと思ったことをね書いた文章というかあるのでそれをなんかちょっと読んで終わりたいと思っています。ブログにも書いてますリンク貼っておきますね。題名は【泣いてていい大切な人を亡くしたら】っていう文章です。ちょっと読みますね。大切な人を亡くしたら、めそめそしてていい、すぐに立ち直ろうとしなくていい、自分自身が上機嫌でいたい人たちや、自分自身の悲しみや、人生にいやおうなしに存在する辛い側面に向き合いたくない人たちが、笑顔であなたの話を遮り励ましてくることもあるだろうけど、悲しくていい、とめどなく涙が出てていい、立ち直ったと思ったのにまた痛みが訪れて、いつまでも忘れなくてもそれでいい、できればあなたの話に慌てず焦らず遮らず、そっかそっかあって、そばにいてくれる人のところでどっぷり悲しめばいい。そのうち涙の後に、あるいは涙の合間に、朝日や誰かの笑い声や、樹を登る蟻や、紅茶の香りに美しさを感じたら、あなたの心が少しずつ呼吸を始めている証拠だから、安心してまた一泣きすればいい。あなたその人を失ったからこそ味わえるその美しい光景をあなたとともにできない悲しさをまた泣けばいい。

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お恥ずかしながらそんな風に紹介したことがあります。今日もここまで聴いてくれてありがとうございます。それでは今日も明日も共に歩いていきましょうありがとうございます。

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