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逝去した人を忘れる事は罪な事ですか?

仏教の世界では逝去した人を思い嘆くなと言います

ひろさちや(著)「終活なんておやめなさい」より引用しています

「終活なんておやめなさい」p143より引用
残された人が死者を思えば思うほど、その不憫さを嘆けば嘆くほど、それは死者の苦しみを増す事になる。なぜなら自分の死によって 残された人を嘆かせることは、死者の罪だと仏教では教えるからです。、、(引用ここまで)と、あります。
私自身の事ですが、私も喪失当初は一週間お酒浸りの日々を過ごしたのを覚えています。あれから6年が経過しました。 最近は本当に逝去した妻の事を忘れて生きるのが本当に正しいのだと思えるようになりました。
最近は思い出しても、妻の昔の良いところを思い出します。そして、その思い出にに感謝できるようにまで成りました。 私自身の年齢もあると思いますが(今月10月で古希です)この年まで生きて来て過去のあらゆる出会いに感謝できるように なりました。
ひろさちやさんは、もうひとつこんな事も言っていますよ、「ひとは死んでもまた会える」p63より引用します
故人は仏弟子(ぶつでし)となって、仏の指導を受けておられます。あなたが故人のためにしてあげられることは何もありません。 仏が死者にしてくださること以上に、われわれ人間にできることがあるでしょうか?とも言っています。
私は、ひろさちやさん(仏教原理学者)の仏教哲学を素直に受け入れています。ご浄土が有るとか、無いとかよりも有ると考える方が よりよい人生を生きれませんか?との問いに同感しています。

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